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月刊オムスワ144号

<平成17年度第3回中堅者研修会に参加して>     備前さつき苑 豊島会員

 今回は、「中堅者研修を振り返って」というテーマのもと、グループワーク形式で行われました。1グループが4人程度でしたので、参加者同士の距離が近く、充実したグループワークになりました。
 今年から中堅者研修に参加した人、昨年から2年間を通して参加した人、と様々でした。振り返る中で、私自身の感想を含めて、多く聞かれたのが、昨年の研修の講師を同じ協会の大先輩の方々がつとめられ、ゆっくり時間をとって話を聞くことが出来て良かったという声でした。ソーシャルワーカーの原点に触れるお話、自分の足元を見つめるきっかけとなるお話など、今の自分を振り返るきっかけを与えていただきました。
 また、それぞれの悩みなどを話す機会にもなりました。私も日頃から感じていることを話したのですが、参加者の方々の豊富な経験から色々なアドバイスをいただけたことが本当に嬉しく、活力になりました。グループワークならではの良さを実感し、今後の研修においてもこのような機会があれば参加していきたいと思いました。いつもお世話をして下さる研修委員の方々、参加者の皆様、ありがとうございました。


<総会に関するお願い>  

 5月13日(土)に総合病院岡山赤十字病院にて総会が開催されますが、休日ですので、病院内へ入られる
場合は休日夜間専用の出入口をご利用下さい。救急外来からの出入りは診療に差支えがありますので、ご遠慮下さるようお願い申し上げます。


<広報部からのお知らせ

 来年3月発刊予定の年報「岡山医療ソーシャルワークVol.13 2006」に掲載する論文を募集します。投稿希望者は、総会時に配布する「岡山医療ソーシャルワークVol.12 2005」に掲載されている投稿規程をご確認の上、7月14日(金)必着で「論文タイトル」と「執筆する会員の所属機関名と氏名」「共同研究者の所属機関名と氏名」を下記まで送付下さい(任意の用紙に記入、Fax可)。なお、投稿いただいた論文草稿は、論文審査会の審査を経て掲載可否等を検討することになりますのでご了承下さい(論文草稿の提出は9月末までとなっています)。 奮ってご応募下さい。

  応募先:総合病院岡山赤十字病院 MSW 竹本まで 
   〒700−8607 岡山市青江2−1−1 FAX086−222−9831(医療社会事業課直通)


<平成17年度第7回理事会報告

 オムスワを利用して、理事会報告をさせていただくことにしました。協会の動きなど皆様のご理解に役立てばと思います。
@平成18年度総会提出議案書の審議
A協会会長表彰推薦書の審議(2名の推薦があり、表彰決定しました)
B第1回実習検討委員会の報告と審議 
ガイドライン作成に向け、実習受け入れ基準、条件、評価等、ガイドラインに盛り込む内容等について検討しています。
C第56回病院学会ワークショップ開催準備状況の報告
D新たな研修制度について研修部での検討の報告と審議
 従来経験年数別研修として開催していた研修について見直しを進めてきました。新人研修を基礎研修とし、4年以上の経験者にはステップアップコース・指導者コースを、7年以上の経験者には専門コースを設けますが、それぞれに上限は設けず、繰り返し参加出来る体制を考えています。
E単県医療費公費負担制度の見直しについて、県議会では見直し案が可決しています。県議会にも引き続き撤回を求めますが、各市町村および議会に対して、制度の維持を要望する文書を提出することを決めました。


<第2期実習検討委員会の会議報告

 第2期実習検討委員会の第1回会議を下記のとおり開催しましたので,その内容についてご報告いたします。
 日時:4月19日(水)19時〜20時30分
 場所:倉敷中央病院
 出席者:7名
 アドバイザー;志賀(水島在宅介護支援センター)
 実習検討委員;岩木(岡山西大寺病院),杉原(倉敷中央病院),中田(介護老人保健施設サンライフ倉敷),
 平井(岡村一心堂病院)、渡辺(吉備高原医療リハビリテーションセンター)、竹本(総合病院岡山赤十字病院)

 内容
@平成9年に作成した実習指導ガイドライン(以下,ガイドライン)の経緯説明(志賀)
 平成8年に会員へ実習に関する実態調査を行い,半年かけてその内容を分析し,その後半年を費やしてガイドラインを作成した旨の報告があった(反省点:ガイドラインを使用した後の評価をしなかったこと)。
A日本医療社会事業協会の実習指導者研修の内容説明:(竹本)
 昨年度参加した研修会の内容について報告があった。
 *組織として実習生を受けるのであるから,組織としてメリットがあることを明記した実習企画書が必要である。実習企画書は年度が始まる前に作成し,施設長の了解を得ておくことが必要である。実習企画の中には前述の「組織としてのメリット」のほかに実習に係る細かな事項を明記する必要がある。このような作業は施設に対してMSWの専門職意識を高め,間接的な増員要求にもなるため,手を抜いてはいけない。
 *「大学からの要求を叶える」,「将来のMSWを養成するために無理をする」,「実習生の希望を一番に叶えようとする」などは×!業務に支障をきたしたり,組織を動かさなければならなくなったりすることが起こる。実習の受け入れ決定は,大学側の要求,実習生の要望は聞くが,受け入れ側の実習計画を基礎に可能であるかどうかを実習指導者が組織の状況をみて決めること。
 *実習目標に対する評価はFKグリッドが有用である。
B日本医療社会事業協会の説明会の内容伝達(竹本)
  3月26日(日)に行われた説明会の内容について報告があった。
 *社会福祉士の実習指定施設に病院,診療所,介護老人保健施設(以下,医療機関)が追加されたのは,「医療機関にソーシャルワーカーがいること」「医療機関のソーシャルワーカーの多くが社会福祉士を取得していること」「医療機関での相談業務経験が社会福祉士養成施設入学にあたっての実務経験に含まれていること」の3つの事実が確認されたことによる。
 *平成18年4月の医療法改正により,社会福祉士が診療報酬内に明記された。
 *実習は社会のシステムの中で成立しているものであるから,契約書を必ず交わすこと。また,学生の個人情報の管理についても検討しておく必要がある。
 *実習受け入れに際しては,受け入れ側の出来る範囲を提示して,受け入れや実習内容を決めること。
 *社会福祉士は28日間180時間が単位実習となっている。
 *学生の実習希望計画よりも先に,大学側の実習指導体制を確認しておくこと。実習は夏休みのことが多く,担当教員へ連絡がつけられるように確認が必要である。
 *受け入れ側としての「受け入れ基準」を設けておくとよい
  a) 望ましい既修得科目:医療福祉論,医療ソーシャルワーク論など
  b) 望ましい事前学習内容
  c) 望ましい生活体験や見学等の課題設定
  d) 実習時期や実習期間の設定

以上の情報をふまえて委員間で検討した結果,現行のガイドラインへ追加および修正を加えることとなりました。追加事項は「実習企画書の作成方法」と「実習指導者は社会福祉士の資格を取得後3年以上の相談援助業務経験者とする旨」,「実習生の学習深度を評価するためのFKグリッドの解説」の3点です。また,修正については,施設種別ごとの「実習プログラムモデル」に修正し,実習生受け入れ基準を次のとおり大幅修正することにしました。
実習条件
a) 原則として医療福祉論または医療ソーシャルワーク論を履修していること。
b) 事前学習として,医療ソーシャルワークに関する文献を読み,その感想をレポートして事前提出できること。
c) 将来MSWとしての就職を希望していること。
d) 医療機関での実習前(3年次)に医療機関外での施設実習(14日間90時間以上)が終了していること。
e) 実習中に実習生に問題があった場合,大学教員が早急に対応できる体制にあること。
f) 原則として医療機関の実習担当の大学教員が大学で「医療福祉論」「医療ソーシャルワーク論」などのMSWに関する科目を担当しているか,あるいはMSWの経験を有する大学教員であること。
実習時期:3年次の講義終了後(2〜3月)より4年次終了までの間
実習期間:14日間90時間を上限とする。

なお,追加・修正後の新ガイドラインについては,正会員のほか,県内福祉系大学や日本医療社会事業協会へ配布してはどうかと考えています。
次回の会議は,5月26日(金)19時より倉敷中央病院で開催予定です。次回の会議の内容についてもオムスワでご報告させていただきます。


<第14回県民精神保健講座のお知らせ

日時:2006年6月7日(水)14:00〜15:30
場所:おかやま 三光荘 アトリウムホール(2F) 
岡山市古京町1丁目7−36 TEL086−272−2271
 問合せ先:(社)岡山県精神保健福祉協会 岡山精神保健推進委員会 TEL086−273−0643

 

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