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月刊オムスワ109号

記念講演 「今、もう一度人権を考える」を拝聴して      松島 会員(津山中央病院)

 5月24日の総会後に行われた記念講演にて、弁護士という立場で賠償訴訟において元ハンセン病患者の方たちと共に闘ってこられた徳田先生よりお話を伺いました。先生は、元ハンセン病患者の方たちがこれまで強いられてきた痛みや苦しみ、悔しさ、あるいは言葉には表しきれない思いを代弁し、人権の重みについて語って下さいました。島比呂志氏から受け取られた手紙の中で、「人権に最も深く携わる立場の弁護士が沈黙(荷担)を続けている」という一文を紹介され、その批判を重く受け止め、その後の贖罪とも言える闘いへの経緯を伺う中で、先生の人間味あふれた葛藤や思いにふれることが出来ました。日本における非人道的な隔離政策のあり方、差別や人権侵害の実際は、本当に目を、耳を覆いたくなるような過去の大きな過ちです。裁判で勝訴を勝ち得たことで全て解決ではなく、療養所に残った方たちへの関わりを含め、むしろこのような過ちをどのように今後の社会で払拭していくのかが重要だと改めて感じました。
 今後の課題として、先生は療養所内外の相互的な関わり、社会復帰後の安定した生活への体制作り、そしてこのような過ちがおきてしまったことへの真相究明の3つを挙げられました。その中で私たちソーシャルワーカーに求められるものは、元ハンセン病患者の方たちから被害の実態を調査し、そこから彼らとの深い人的繋がりを広げていくことだと先生はおっしゃいました。そうして、なぜこのような過ちがおきてしまったのか、その社会の構造を考え、振り返ることがこれからの社会に必要だというお話でした。
 私は、これほどに深くハンセン病への偏見に向き合い、彼らと共に闘ってこられた方から直接お話を伺ったことはありませんでした。先生のように、「自分にできることは何か」と胸に問いかけ、ソーシャルワーカーとして真摯に向き合っていきたいと感じています。


≪広報出版部からのお知らせ≫
 年報に掲載する論文を募集します!!
 テーマは自由、4000字程度の論文をお寄せください。
 寄稿についてのお問い合わせは、広報出版部長・田邊(健寿協同病院)まで。
 締め切りは8月末の予定です。会員の皆様からの積極的な投稿をお待ちしています!
 
《財務部からのお知らせ》
総会に参加できなかった方の年会費納入方法について(下記に振り込みをお願いします)
 
 ☆ 郵便振込
   (名前と所属を必ず記入して下さい。なお、振込手数料は自己負担となります。
 口座番号:01260−1−12282
 加入者名:岡山県医療ソーシャルワーカー協会
 金額:年会費 5000円

  締め切りはありませんが、可能な限り早めに振り込んで下さい。


≪精神保健センターからのお知らせ≫
平成15年5月1日より、下記のとおり電話回線の変更を行なっています。

086−273−0640 :退院請求・処遇改善請求・関係機関連絡用
 (分室) (精神医療審査会、精神障害者保健福祉手帳及び通院医療公費負担に関すること)
086−272−8835 :こころの電話相談
 (月〜金曜日 9:30〜12 13〜15時 )
086−272−8839 :関係機関連絡用
 (上記、分室業務以外の業務に関すること)
086−272−8881 :FAX

  

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