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:月刊オムスワ107号

 

研修会報告         小野 会員(倉敷中央病院)

第4回岡山県医療ソーシャルワーカー協会新人研修を終えて
 平成15年3月8日(土)、岡山北ふれあいセンターにて第4回新人研修が『ソーシャルワーカーのアイデンティティ』というテーマで行われました。あらかじめ新人に対して、新人ソーシャルワーカーとして仕事をしてきた中で、先輩ワーカーに聞いてみたい事、不安に思っていることを自由記述で記載してもらうアンケート調査を行い、その集計結果をもとに、先輩ワーカー3名にお話をしていただきました。先輩方は、私達の感じている不安や疑問はだれでも感じてきたことで特別なことではないこと、経験と共に乗り越えていけるものもあること、新人研修がよい機会であるように仲間がいるということがソーシャルワーカーの仕事をしていく上で大きな支えになることなど教えてくださいました。今回の先輩方のお話は、これまでの自分達の仕事を振り返る機会にもなりましたし、今後、この仕事を続けていく上での励ましにもなったと思います。お忙しい中、新人のためにお話に来てくださったことにとても感謝しています。
 
研修会報告       寺町 会員(心臓病センター榊原病院)
支援費制度の研修会に参加して
 3月12日に、中村謙治氏(岡山県障害福祉課)を講師に迎え、研修が行われました。内容として、措置から契約制度への転換・対象者・応能負担・他制度との関連性等について、分かりやすく教えて頂くこととなりました。中でも、この制度利用の対象年齢において児童から大人までと幅も広く、望むサービスも利用者のライフステージによりかなり異なってくると考えられます。それに対応するかのごとく、サービス内容も、単なる通院介助のような趣旨のサービスに終始するのではなく、余暇の拡がりを捉えた外出介助もあり、より生活スタイルを創れる可能性を含んだ制度とも云えるとのこと。そのような制度は利用者・支援者皆で一緒に創っていくのだとの力のある言葉を聞き(現状:一度決定されたサービス限度額が、再度の行政への問い合わせで上限が変更する(上がる)ケースが多々見られます。一度の行政の決定が全てではありません。)日頃の業務の活力となり得ました。
 

 

≪第15年度総会のお知らせ≫
 日 時  平成15年5月24日(土)13:00〜
 場 所  総合病院岡山赤十字病院 センター棟4階
 

記念講演  講師 弁護士 徳田 靖之先生
 先生は、3月22日に亡くなられた、作家でハンセン病国賠訴訟名誉原告団長である島比呂志氏から手紙を受け取られ、人として弁護士として大変苦労され、熊本地裁におけるあの画期的な判決を得たハンセン病違憲国家賠償西日本訴訟の弁護団団長をされた方です。その時のご経験と、そこから私達ソーシャルワーカーに期待されることなど、お話いただける予定です。

 

 身体障害者認定基準が一部改正されました

「そしゃく機能障害」と「ぼうこう又は直腸機能障害」に関する身体障害者認定基準が見直され、平成15年4月1日から適用されました。

そしゃく機能障害の改正点
「嚥下機能」の障害に新たに4級に相当する「著しい障害」が設けられました。
「唇顎口蓋裂以外の先天異常の後遺症」も認定対象になりました。
ぼうこう又は直腸機能障害の主な改正点
「人工肛門のストマ」は、「腸管のストマ」として一括されます。
「腸管のストマ」「尿路変向(更)のストマ」は、ストマとしての機能障害(排便・排尿処理の著しい困難)に着目して認定されます。
「腸瘻」に伴う障害については、「腸管のストマ」と同様の重み付けになります。
先天性疾患については、「二分脊椎」に限定せず、「高度の排尿機能障害」「高度の排便機能障害」がある場合は認定対象となります。
人工肛門造設あるいは尿路変向(更)のストマ造設等の手術に起因する「高度の排尿機能障害」「高度の排便機能障害」は、ストマの有無に関係なく認定対象となります。

<障害認定の時期>
腸管あるいは尿路変向(更)のストマをもつものについては、ストマ造設直後から、そのストマに該当する等級に認定されます。ただし、「ストマにおける排尿・排便処理が著しく困難な状態」の合併によって上位等級に該当する場合、ストマ造設時、その時点で該当する等級の認定を行い、ストマ造設後6ヶ月を経過した日以降、再申請により再認定を受けます。
「治癒困難な瘻腸」は、治療が終了し、障害が認定できる状態になった時点で認定されます。
「高度の排尿機能障害」「高度の排便機能障害」については、障害発生後6ヶ月を経過した日以降をもって認定します。
 この改正に伴い「身体障害者診断書」「歯科医師による診断書・意見書」も改正されます(上記2障害についての現行の書類は4月1日以降使用不可)。

今回の改正の詳細は、WAMNET(http://int.wamnet.wam.go.jp/)中の「厚生労働省情報(キーワード検索『身体障害認定基準』)」で参照できます。

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